北村裕
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/14 01:58 UTC 版)
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北村裕(きたむら ゆたか、c. 1975年 - )は、日本の野球コーチ、ヤナセバットの技術者。兵庫県加古川市を拠点とする中学硬式野球チーム「兵庫加古川ヤング」のコーチとして、2023~2024年の全国3連覇(ヤングリーグ選手権、ジュニア選手権、春季大会)に貢献。2025年には第33回ヤングリーグ春季大会ベスト8、第12回西関西ブロック大会準優勝、第52回泉大津大会優勝を達成。山口県周南市初の社会人硬式野球クラブチーム「三和テクノイノベーション」のコーチも務め、2025年都市対抗野球大会山口県予選に出場。東亜大学出身で、2025年明治神宮野球大会優勝に卒業生として関連。ヤナセバットでは、阪神タイガースの近本光司のバット製作を担当し、近本が2025年6月7日に通算1000安打を達成した際に使用されたバットの製作者として知られる[1][2][3][4].
経歴
兵庫県出身。兵庫県立高砂南高等学校を経て東亜大学で学び、中野泰造の指導を受けた。同校は2025年11月17日の明治神宮野球大会で神奈川大学を10-9で破り、波多野のサヨナラ中越適時打で9年ぶり2回目の優勝を達成[5]. 高砂南高校の後輩には、2023年大阪産業大学硬式野球部主務で阪神大学野球連盟優秀放送賞を受賞した宮崎七海がいる[6]. ヤナセバットに所属し、阪神タイガースの近本光司が使用するバットの製作を担当。2021年、近本が関西学院大学硬式野球部に寄贈したバット(練習用7本、試合用5本)は、全日本大学選手権1回戦(6-1勝利)に貢献[1]。2010年代から兵庫加古川ヤングのコーチとして活動。2023年ジュニア選手権、2024年ヤングリーグ選手権(ヤング神戸須磨に延長8回タイブレーク勝利)、2024年春季大会で全国3連覇。2025年には第33回ヤングリーグ春季大会ベスト8、第12回西関西ブロック大会準優勝、第52回泉大津大会優勝を記録[4][7]. 2025年3月、山口県周南市初の社会人硬式野球クラブチーム「三和テクノイノベーション」のコーチに就任。監督の中野泰造とともに、都市対抗野球大会出場を目指したが、2025年5月31日の山口県予選1回戦で日本製鉄山口に0-15で敗退[3][8].
指導実績
兵庫加古川ヤング
コーチとして、チームスローガン「打って勝つ!」に基づく攻撃型野球を指導。育成方針「食べる事、寝る事、そして練習!大きく、のびのび、ゆっくりと!」に基づき、上村香久子(管理栄養士)らと連携[4]。 2021~2024年、進学実績として社高等学校(10人)、報徳学園高等学校(6人)、氷上高等学校(4人)などへ選手を送る。氷上高校の農業教育(起業経営、丹波栗の「丹マロール」開発)に選手が共感。氷上高校野球部は2025年春季県大会で57年ぶり出場(関西学院に2-1善戦)[8][9][10].
三和テクノイノベーション
2025年3月、周南市初の社会人硬式野球クラブチームのコーチに就任。三和テクノイノベーション株式会社(原田裕一社長)がスポンサーとなり、卒業後の高校球児やUターン選手の野球環境を支援。監督は中野泰造、主将は原響輝(南陽工高2023年卒)。2025年は3月22日のJABA毎日杯・知事杯争奪山口県野球大会1回戦で日鉄ステンレスに0-10(6回コールド)、4月27日のJABA徳山大会1回戦で広島鯉城クラブに7-11、5月31日の都市対抗山口県予選1回戦で日本製鉄山口に0-15(7回コールド)で敗退[3][8][11][12].
地域貢献
兵庫加古川ヤングでは、2024年9月25日に岡田市長に選手権優勝を報告し、小学生向け野球教室を開催[13]. 氷上高校進学者を通じて兵庫県丹波市の農業教育と結びつき、三和テクノイノベーションでは山口県周南市の若者の夢の継続を支援[3][9].
関連項目
脚注
- ^ a b “近本光司、バット職人北村裕の技術に信頼”. 日刊スポーツ. (2021年6月8日) 2025年6月14日閲覧。
- ^ “近本光司選手 公式戦通算1000本安打記念グッズ発売”. 阪神タイガース (2025年6月7日). 2025年6月14日閲覧。
- ^ a b c d “周南市内初の硬式野球チーム発足 三和テクノイノベーション”. 日刊新周南. (2025年3月18日) 2025年6月14日閲覧。
- ^ a b c “兵庫加古川ヤングのホームページ”. 兵庫加古川ヤング (2025年6月13日). 2025年6月14日閲覧。
- ^ “東亜大、9年ぶり明治神宮大会優勝”. 毎日新聞. (2025年11月18日) 2025年6月14日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “硬式野球部 主務 宮崎七海さん 大学スポーツ奨励賞を受賞”. 大阪産業大学 (2024年2月19日). 2025年6月14日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “兵庫加古川ヤング、第32回ヤングリーグ選手権優勝”. ヤングリーグ (2024年7月31日). 2025年6月14日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b c “三和テクノイノベーション野球部 - 2025年/山口県野球連盟”. 球歴.com (2025年6月14日). 2025年6月14日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b “57年ぶりの春季県大会へ 氷上高校野球部”. 丹波新聞. (2025年4月15日) 2025年6月14日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “丹波の誇り現役氷上高校生が「丹マロール」を実現”. CAMPFIRE (2019年11月1日). 2025年6月14日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “周南に社会人野球クラブ誕生 三和テクノイノベーション”. 山口新聞. (2025年4月13日) 2025年6月14日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “野球を続け完全燃焼できる環境を”. TBS NEWS DIG. (2025年5月6日) 2025年6月14日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “兵庫加古川ヤング、岡田市長に優勝報告”. 加古川市 (2024年9月25日). 2025年6月14日閲覧。[リンク切れ]
外部リンク
- 兵庫加古川ヤング公式サイト[リンク切れ]
- ヤングリーグ公式サイト
- 兵庫県立氷上高等学校
- 大阪産業大学
- 北村裕のページへのリンク