北斗寺とは? わかりやすく解説

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北斗寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/30 01:56 UTC 版)

北斗寺
所在地 茨城県つくば市栗原1129
位置 北緯36度08分00.0秒 東経140度07分07.0秒 / 北緯36.133333度 東経140.118611度 / 36.133333; 140.118611座標: 北緯36度08分00.0秒 東経140度07分07.0秒 / 北緯36.133333度 東経140.118611度 / 36.133333; 140.118611
山号 七宝山
院号 医王院
宗派 真言宗豊山派
本尊 薬師如来
創建年 弘仁12年(821年
開山 最仙
文化財 絹本着色釈迦十六善神画像、絹本着色興教大師画像、北斗寺仏儀次第(以上、茨城県指定文化財)
公式サイト 北斗寺|茨城県つくば市 真言宗豊山派 七宝山医王院 北斗寺
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北斗寺(ほくとじ)は、茨城県つくば市にある真言宗豊山派寺院

歴史

821年弘仁12年)、最仙によって開山された。当寺の本尊は最仙作の薬師如来であるが、妙見菩薩も安置しており、これが当寺の寺号の由来となっている[1][2]

前九年の役のおり、奥州に進軍する源義家は当寺において戦勝祈願をした。その後、義家軍は阿武隈川に進軍したが、大雨による氾濫で渡河することができなかった。義家は妙見菩薩に祈願したところ、たちまち大亀が現れて、対岸まで渡してくれたという[2]

戦国時代の兵乱を避けるために各地を転々としたが、1659年万治2年)に現在地に移転した[2]

文化財

  • 絹本着色釈迦十六善神画像(茨城県指定有形文化財 昭和35年12月21日指定)[3]
  • 絹本着色興教大師画像(茨城県指定有形文化財 昭和35年12月21日指定)[4]
  • 北斗寺仏儀次第(茨城県指定有形文化財 昭和35年12月21日指定)[5]

交通アクセス

脚注

  1. ^ プレスサービス 編『茨城の寺を訪ねて』茨城放送、1987年、146-147p
  2. ^ a b c 縁起北斗寺
  3. ^ 絹本着色釈迦十六善神画像茨城県
  4. ^ 絹本着色興教大師画像茨城県
  5. ^ 北斗寺仏儀次第茨城県

参考文献

  • プレスサービス 編『茨城の寺を訪ねて』茨城放送、1987年

外部リンク




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