北回帰線_(橋幸夫の曲)とは? わかりやすく解説

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北回帰線 (橋幸夫の曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/05 14:03 UTC 版)

北回帰線
橋幸夫シングル
初出アルバム『橋幸夫全曲集
(VICL-61251)』
B面 ねぶた節、竜飛抄
リリース
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル ビクター(VICL-35453)
作詞・作曲 橋龍吾(作詞)
勅使原煌(作曲)
橋幸夫 シングル 年表
小さな手紙
(2000年8月23日)
北回帰線
燃えろ水戸の夏まつり
(2004年8月14日)
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『北回帰線』は、2002年12月4日に ビクターより発売された橋幸夫の169枚目のシングル(VICL-35453)である[1]。CD(VICL-35453)とカセットテープ(VISL-30551)の2形式で発売された。

概要

  • 楽曲制作は、還暦を目前にした橋が、「人生80年の時代、今50、60歳は再スタートの年代で...確固たる自覚を持って出直したい、そんな時自分自身の心境を、....魂を込めて歌いたい」として制作した。また「北回帰線とは、誰の中にもある、原点回帰という心の回帰線をイメージ」したとしている[2]
  • 作詞は長男の橋龍吾に依頼、この頃龍吾は芸能活動を中断して映画制作を行っており、自宅に戻っていた[3]。橋本人は作曲はするが、作詞は殆どせず、家族で楽曲制作する場合は、作詞は夫人の橋凡子が担当していた。
  • 作曲は橋自身である(勅使原煌のペンネーム)。橋は作曲にあたっては、「歌手とは違う別の立場」[4]なのでペンネームを使用するケースが多い。初期には風間史郎を好んで使用したが、この頃は勅使原煌を使用していた。
  • c/wは『ねぶた節』は、青森ねぶた祭をテーマにしたもので、この楽曲制作にあたっては、橋は龍吾とともに現地を訪問し祭を見学、そこで曲のイメージができたとしている。また青森山田学園の木村隆文理事長と出会い、レーディングに際して、お囃子に青森大学ねぶた囃子同好会の派遣などの協力をえている。またこの楽曲で、青森ねぶた大使に就任している[5]
  • c/w『竜飛抄~義経北帰行~』源義経をとりあげて、平泉を脱出したイメージで作られている。
  • 全曲とも楽譜と歌詞がジャケットとは別に添付されている
  • 編曲の庄司龍は、橋のアルバム『日本の歌(こころ)』でも全曲の編曲を担当しているほか、この後も橋のシングルで共演している。

収録曲

全曲とも、作詞: 橋龍吾、作曲:勅使原煌、編曲:庄司龍

  1. 北回帰線
  2. ねぶた節
  3. 竜飛抄

共演

  • 和笛・石笛 横澤和也
  • 和太鼓・鼓 西川啓光
  • 三味線 玄武(金沢有馬、椿正範)
  • お囃子 青森大学ねぶた囃子同好会

収録アルバム

  • 『橋幸夫全曲集 』(2003年11月26日)VICL-61251
    • c/w曲も含め全3曲とも収録
  • 『橋幸夫ベスト~踊り唄~』(2008年11月19日)VICL-63156
    • c/wの『ねぶた節』も収録
  • 『歌の架け橋~橋幸夫45周年記念』(2005年12月16日)VICL-61843~5

CD-BOXでは

  • 芸能生活55周年記念BOX『橋幸夫ベスト100+カラオケ15』(2015年10月28日)VFD-10300/5 Disc2

関連サイト

出典

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  1. ^ 橋の「シングルレコード・ディスコグラフィティ」は、橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』ISBN 4-948735-16-7 ワイズ出版(東京)1993/6 168-209頁に詳しいが、平成以降の最新のもは『橋幸夫ベスト100+カラオケ15』(CD-BOX 5+1枚組) 2015/10 内蔵の解説書巻末を参照。
  2. ^ CD内蔵ジャケットのあいさつより
  3. ^ 橋幸夫著『夢の架け橋』ISBN 4-915664-03-1 サンブリッジ(東京)2005/2 80頁
  4. ^ 橋幸夫著『シオクルカサ(潮来笠)の不思議な世界:エピソードで綴る波乱の歌手伝説』ISBN 978-4-87969-106-4 日刊現代(東京)2007/4 89頁
  5. ^ 橋幸夫著『シオクルカサ(潮来笠)の不思議な世界:エピソードで綴る波乱の歌手伝説』前掲 208-209頁

「北回帰線 (橋幸夫の曲)」の例文・使い方・用例・文例

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