包容の詩とは? わかりやすく解説

包容の詩 (徳富蘇峰作)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 04:38 UTC 版)

山田積善」の記事における「包容の詩 (徳富蘇峰作)」の解説

積善主宰した「包容会」の包容二字は、『聖書』コリント前書13章から取ったと『詩吟人生』に述べており、徳富蘇峰は会の発会祝って次の「包容の詩」を贈った。(※コリント前書13章は、パウロ愛の13章ともいわれており、信仰希望と愛を唱えその中でも愛が最も大であると説く大空漠漠包千岳 大空漠漠 千岳を包み 滄海茫々百川 滄海茫々 百川を容る 萬物観来皆自得 万物観じ来たれば 皆自得 包容二字是眞詮 包容二字は 是れ真詮 積善は「包容」について、次のように解説している。 包容とは忍辱のことであり、大慈悲のことであり、怨み報ゆるに徳を以ってするという念願である。 他人に着眼せず、他物着眼せず、己の心に着眼して、一切善美醜悪を己の心に帰し先ず己が善美の心を涵養しようと念願することである。 と 思うに、これは王陽明心学真髄通じている。

※この「包容の詩 (徳富蘇峰作)」の解説は、「山田積善」の解説の一部です。
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