募集株式の割当て
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/15 22:07 UTC 版)
募集株式の引受けの申込みをする者は、(1)申込者の氏名または名称および住所、(2)引き受けようとする募集株式の数を記載した書面を株式会社に交付しなければならない(203条2項)。 株式会社は、申込者の中から募集株式の割当てをする者、および割り当てる募集株式の数を定めなければならない(204条)。この割当てによって、申込者は割り当てられた募集株式の引受人となる(206条1号)。 株主割当ての場合は、株主は、持株数に応じて募集株式の割当てを受ける権利を有するが(202条2項)、公募の場合は、割当自由の原則が妥当し、株式会社は裁量で割り当てる者を選ぶことができる。募集株式を引き受けようとする者がその総数の引受けを行う契約を締結する場合(第三者割当増資)には、申込み・割当ての手続を踏まず、その契約を締結した第三者が引受人となる(205条、206条2号)。
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募集株式の割当て
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 16:09 UTC 版)
「株式会社 (日本)」の記事における「募集株式の割当て」の解説
原則として、募集に応じて募集株式の引受けの申込みをする者は、次に掲げる事項を記載した書面を株式会社に交付しなければならない(203条2項)。 申込みをする者の氏名又は名称及び住所 引き受けようとする募集株式の数 原則として、株式会社は、申込者の中から募集株式の割当てを受ける者を定め、かつ、その者に割り当てる募集株式の数を定めなければならない(204条1項)。
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