劉琨との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/08 07:21 UTC 版)
劉琨とは若い時からの親友で、西晋が悲運に見舞われた事に憤慨し祖国のために力を尽くそうと誓い合った。ある夜、2人が同部屋で寝ていると、真夜中に突然鳩が刻(とき)をつくったが、この時、祖逖は蒲団をはねて起き上がり、寝ている劉琨を起こして「起きよ。鳩が夜中に刻をつくるのは乱世の印だと申すが、我々にとっては腕の見せ所だ。痛快ではないか」と述べたという。 劉琨は常に祖逖の事が頭にあり、「私はいつも祖君が私より先に鞭(先鞭)をつけはしないかと心配しているのだ」と人に語った。
※この「劉琨との関係」の解説は、「祖逖」の解説の一部です。
「劉琨との関係」を含む「祖逖」の記事については、「祖逖」の概要を参照ください。
- 劉琨との関係のページへのリンク