別所ダム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/17 03:57 UTC 版)
雲仙盆地の北西端にあるダムで、「鴛鴦ノ池」(おしどりのいけ)とも呼ばれる。堤高19.3m・堤頂長178m・総貯水量192.3万t・有効貯水量183.7万tの均一型フィルダムである。ダムの水は雲仙の上水道用水と千々石地区の灌漑用水に利用されている。かつては「別所が原」という平坦地で、水田があり温泉も沸いていた。県営の灌漑排水事業により昭和36年(1961年)にダムが着工、昭和45年(1970年)にダムが完成し、水田と温泉は消滅した。冬には水鳥も飛来するが、名の由来となったオシドリは少ない。
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