初瀬街道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/04 05:18 UTC 版)
初瀬街道(はせかいどう)は奈良県桜井市の初瀬と三重県松阪市の六軒を結ぶ街道。以前は参宮表街道とも呼ばれた[1]。
現在の桜井市、宇陀市、名張市、伊賀市、津市、松阪市を通る。現在は国道165号が初瀬街道と呼ばれることがある。
成り立ち・歴史
古代からの道で壬申の乱の際、大海人皇子(天武天皇)が通った道でもある。大和と伊勢神宮とを結ぶ道路のうち、比較的平地が多い街道としてよく利用されていた[1]。また江戸時代には国文学者である本居宣長も歩いており、その様子は彼の著書である菅笠日記に記されている。
経路
出典
- ^ a b 前田和夫「伊勢参宮街道筋の青山峠の対向集落の変貌 -交通変遷による影響-」『人文地理』第14巻第3号、人文地理学会、1962年、 309-314頁、 doi:10.4200/jjhg1948.14.309。
関連項目
外部リンク
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