凍りついた木こりとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 凍りついた木こりの意味・解説 

凍りついた木こり

(凍りついたきこり から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/15 04:41 UTC 版)

The Frozen Logger
楽曲
リリース1949年
ジャンルアメリカ合衆国フォークソング
作詞者ジェームズ・スティーヴンス
作曲者ジェームズ・スティーヴンス
作詞作曲は1928年とされる。

凍りついた木こり」(The Frozen Logger) は、ジェームズ・スティーヴンスが書いたアメリカ合衆国フォークソングの楽曲[1]。内容はほら話であり、親指でコーヒーをかき回す癖で木こりが見分けられるといった話が語られる[2]

おもな歌唱

この曲は、多数のミュージシャンたちによって、録音や演奏がなされてきた[3]

グレイトフル・デッドはおもに1970年のコンサートで、調律のための曲間の休憩の際に、この曲の1番や1-2番を断片的に歌うことがあった。多くの場合、歌ったのはボブ・ウェア英語版フィル・レッシュだった[4]

映像

ジーン・デイッチ英語版は、1963年にこの曲をもとにアニメーションを制作した。

出版

  • Bunk Shanty Ballads and Tales, James Stevens, Oregon Historical Quarterly, volume 50, number 4. December 1949.
  • Rise Up Singing 1988 page 137

パロディ

The Frozen Jogger.[5]

日本における普及

高田渡は、この曲の旋律をもとに、菅原克己の詩に基づいた歌詞で「ブラザー軒」、山之口貘の詩に基づいた歌詞で「鮪と鰯」を歌っているが[6]、これらの曲の作曲は高田にクレジットされている。

藤村直樹は自らの訳詞により「凍りついたきこり」として、この曲を日本語で歌唱している[7]

脚注

  1. ^ “Time, December 31, 1951” (web review). (1951年12月31日). オリジナルの2013年2月4日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/20130204070614/http://www.time.com/magazine/article/0,9171,821984,00.html?promoid=googlep 2008年1月26日閲覧。 
  2. ^ “The Frozen Logger”. USA Today (November 12). (2008). http://blogs.usatoday.com/weather/2008/11/the-frozen-logg.html?csp=34 2008年11月24日閲覧。.  [リンク切れ]
  3. ^ Grateful Dead Family Discography
  4. ^ Deadbase Archived copy”. 2010年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年10月25日閲覧。retrieved 2010-10-26
  5. ^ Hendrickson, Stewart. “James Stevens-Paul Bunyan and the Frozen Logger (Jogger)”. 2007年12月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年1月11日閲覧。
  6. ^ 会場BGMで流していたのは、...”. ハンバート ハンバート. 2019年8月26日閲覧。
  7. ^ on-47 逃避行 めりけんじゃっぷの放浪綺譚 / 藤村直樹”. OFF NOTE CD NET SHOP. 2019年8月26日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「凍りついた木こり」の関連用語

凍りついた木こりのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



凍りついた木こりのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの凍りついた木こり (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS