冨士月の栄とは? わかりやすく解説

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冨士月の栄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/28 08:16 UTC 版)

冨士 月の栄(ふじ つきのえ、1926年1月29日 - 2014年8月16日 )は女流浪曲師。本名:飯田智恵子。

戦後関西浪曲界の2代目春野百合子共に大看板。

人物と芸風

鳥取県東伯郡の生まれ、1941年9月に冨士月子に入門し月の栄を名乗る。翌年の1942年1月に和歌山県由良町八千代座で初舞台。

戦後おりしも浪曲の衰退に伴い浪曲ショウ「月の栄ショウ」を編成していた事もある。

涙物、戦争物を得意とし『大阪大空襲』『母子かんざし』『やどり木の歌』『母ちゃん死ぐのいやだ』『ああ海ゆかば 戦艦陸奥』(新野新作)等を得意とした。ローオンレコードから最初に録音をし多くのLPレコードを販売。

2014年8月16日老衰のため、大阪市城東区内の病院で死去。

曲師を務めたのが冨士久栄、小林境(音頭ショウ「若葉トリオ」のメンバー)、阪口つや子他。

主な受賞

  • 1947年 - NHK新人浪曲コンクール最優秀賞。

参考文献

  • 『現代上方演芸人名鑑』(少年社、1980年



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