内部硬さとは? わかりやすく解説

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内部硬さ

英語 core hardness

部材内部硬さをいう。一般にいう硬さとは表面硬さ、または外部硬さ表している。クルマ駆動系部品(変速機用の歯車シャフトなど)の場合内部軟らかく外面のみを硬くする表面硬化熱処理法(浸炭焼入れ窒化処理)が採用されており、これにより摺動部硬く耐摩耗性をもたせ、内部軟らかくして靭性与えることで耐欠損性を高めている。内部硬さは表面硬さのように簡単にはかることができないため、熱処理工程でのプロセス条件管理が重要である。工作機械産業機械では、摺動構造部の摺動面の一方に、高周波焼入れやフレームハードニングといった熱処理がなされ、表面のみを硬化させ、耐久性高めている事例も多い。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。



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