八色の姓施行前の連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/22 07:55 UTC 版)
連の姓を称した氏族には、大伴氏・物部氏・中臣氏・土師氏・弓削氏・尾張氏などがある。大和盆地の有力豪族が中心である臣に対して、連の多くは渡来系の有力氏族で、早くからヤマト王権に服属し、軍事や祭祀など特定の職能を専管する地位にあった。これらのうち大伴氏や物部氏など特に有力な氏族は大連(おおむらじ)と呼ばれ、臣の中の有力者である大臣(おおおみ)とともにヤマト政権の中枢で最高位を占め、王権を左右するほどの力をもった。
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