兎田の百目鬼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/27 13:52 UTC 版)
大曽(宇都宮市大曽)を通りかかった藤原秀郷(ふじわらのひでさと)のもとにふしぎな老人が現われ「大曽村の北西にある兎田という馬捨場にゆけ」と告げたので向かったところ、十丈はあろうかという大きさで、百の目をもつ刃のような髪の鬼が姿を見せたので、弓を射って退治したとされる。矢を受けて去った百目鬼は明神山で倒れたが毒気と炎を放ちつづけ、本願寺(宇都宮市塙田、後に宇都宮市鶴田町に移転)の智徳(ちとく)という僧の法力によって成仏をするまで人々を困らせていたという。
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