免疫抑制機構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 10:14 UTC 版)
糖質コルチコイドは細胞性免疫を抑制する。インターロイキン(IL-1, IL-2, IL-3, IL-4, IL-5, IL-6, IL-8)やTNF-βなどのサイトカイン遺伝子を抑制することで働き、このうち最も重要なのがIL-2である。サイトカイン産生が減ることで、T細胞の増殖が抑えられる。またB細胞のIL-2およびIL-2受容体の発現量を減らすことで液性免疫も抑制する。これによりB細胞の増殖と抗体産生の両方が低下する。
※この「免疫抑制機構」の解説は、「免疫抑制剤」の解説の一部です。
「免疫抑制機構」を含む「免疫抑制剤」の記事については、「免疫抑制剤」の概要を参照ください。
- 免疫抑制機構のページへのリンク