光明寺_(喜多方市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 光明寺_(喜多方市)の意味・解説 

光明寺 (喜多方市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/19 15:44 UTC 版)

光明寺
所在地 福島県喜多方市熊倉町熊倉837
位置 北緯37度38分36.4秒 東経139度55分39.2秒 / 北緯37.643444度 東経139.927556度 / 37.643444; 139.927556座標: 北緯37度38分36.4秒 東経139度55分39.2秒 / 北緯37.643444度 東経139.927556度 / 37.643444; 139.927556
山号 紫雲山
宗派 浄土宗
本尊 千手観音
創建年 永正17年(1520年
開基 江月
正式名 紫雲山 光明寺
別称 熊倉観音
札所等 会津三十三観音7番
法人番号 7380005009323
光明寺
光明寺 (福島県)
テンプレートを表示

光明寺(こうみょうじ)は福島県喜多方市にある浄土宗の寺院[1]山号は紫雲山[2]、本尊は千手観音

会津三十三観音第7番札所・熊倉観音(くまぐらかんのん)として知られる。

歴史

永正17年(1520年)、相模国鎌倉生まれの江月という僧が開基した。新編会津風土記によると、光明寺は浄土宗、山号を紫雲山といい、岩城国専称寺の末寺となる。天正年間(1573年〜1592年)に兵火に遭い焼失したが、幸い本尊の千手観音像のみ焼け残ったため、観音堂に安置し現在も祀られている。千手観音像は一尺七寸五分の像で、行基作とも慈覚作ともいわれており、当時から会津三十三所順礼の一つに数えられている。[3]

文化財

  • 本尊
    • 千手観音像 像高216.6cm

建造物

紫雲山光明寺本堂
  • 本堂 木造平屋、屋根トタン葺
  • 眷属仏堂
    • 観音堂 木造平屋、屋根トタン葺

祭礼

  • 6月10日

御詠歌

  • 故郷を はるばる出でて 熊倉の ほとけにまゐる 身こそ安けれ(ふるさとを はるばるいでて くまぐらの ほとけにまゐる みこそやすけれ)

アクセス

公共交通機関

周辺

付近の会津三十三観音札所

参考文献

  • 『新編会津風土記』雄山閣、1975年。 
  • 『第五回会津寺院風土記(塩川編)』会津史談会、1987年。 
  • 小島一男編 編 『会津三十三観音御詠歌』歴史春秋社、1978年。 
  • 宮崎十三八著 編 『会津の観音巡礼』恒文社、1996年7月30日。ISBN 4-7704-0881-1 
  • 全国霊場大事典 編纂室 編 『全国霊場大事典:全国霊場巡礼・巡拝案内』六月書房、2000年11月1日。 ISBN 4-7952-3343-8 

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 全国霊場大辞典(2000)、pp.400 - 402
  2. ^ 会津三十三観音霊場”. 天台宗 会津天王寺 (2017年3月24日). 2020年3月3日閲覧。
  3. ^ 新編会津風土記巻之五十九 陸奥国耶麻郡之八
  4. ^ OpenStreetMapによる熊倉観音~竹屋観音ルートマップ

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  光明寺_(喜多方市)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「光明寺_(喜多方市)」の関連用語

光明寺_(喜多方市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



光明寺_(喜多方市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの光明寺 (喜多方市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS