兄弟と父の死
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/23 15:44 UTC 版)
ミュケーナイがタポス人を率いるプテレラーオスの息子たちと戦争になったとき、アルクメーネーの兄弟たちはリキュムニオスを残して戦死した。生き残ったタポス人たちはエーレクトリュオーンから奪った牝牛の群れをエーリス王ポリュクセノスに預けたが、アムピトリュオーンはそれをポリュクセノスから金で取り戻した。 エーレクトリュオーンは息子たちの仇を討つため、軍を率いて遠征し、その間王国と娘のアルクメーネーをアムピトリュオーンに任そうと考えた。ところがアムピトリュオーンが牝牛を引き渡すとき、アムピトリュオーンの投げた棍棒が原因でエーレクトリュオーンは死んでしまった。このためステネロスはアムピトリュオーンを追放し、アルクメーネーとリキュムニオスは彼に従ってテーバイに行き、テーバイ7門の1つ、エーレクトラー門のそばに館を構えて住んだ。
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