保義可汗の碑文
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/21 07:18 UTC 版)
保義可汗が残した碑文を『カラ・バルガスン碑文』という。『カラ・バルガスン碑文』とは、オルドゥ・バリク(カラ・バルガスン)の南に保義可汗を称えるために建てられた碑文で、ウイグル語・ソグド語・漢語の3カ国語で記述された。初代の懐仁可汗から第7代の懐信可汗までの歴史を収録し、マニ教の導入と保護に詳しく記されているので、ウイグル可汗国の公式歴史文献であり、第1級史料といえる。現在はモンゴル国のカラ・バルガスン遺跡(オルホン川西岸)にある。
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