体幹部神経堤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/01 07:23 UTC 版)
迷走神経堤と坐骨神経堤の間にあるものを体幹部神経堤とよび、これは二つのグループに分かれる。一つは背外側に遊走して皮膚に分布し、色素細胞となる。もう一つのグループは、椎板の前方をぬけて腹外側に遊走し、副腎髄質のアドレナリン産生細胞となったり、交感神経の神経細胞となる。椎板の中に残って脊髄後根神経節(知覚神経)となるものもある。 遊走先として脊髄の近傍に列状に並び、後根神経節を形成する 皮膚の中に遊走し、メラニン細胞やメルケル細胞となる 脊柱の近傍に遊走して交感神経幹となる
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