佐々木ちえとは? わかりやすく解説

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佐々木ちえ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/19 23:39 UTC 版)

獲得メダル
日本
柔道
世界カデ
2015 サラエボ 63kg級
世界カデ団体戦
2015 サラエボ 63kg級

佐々木 ちえ(ささき ちえ、1998年5月28日 - )は、島根県出身の、日本女子柔道選手。階級は78kg級。身長165cm。組み手は右組み。血液型はB型。得意技は大内刈一本背負投[1]。兄は81kg級で活躍している佐々木健志[2]

経歴

柔道は4歳の時に浜田こども柔道教室で始めた[1]。小学校6年の時に全国小学生学年別柔道大会45kg超級に出場するも初戦で敗れた[1]出雲第一中学時代は1年と3年の時に全国中学校柔道大会63kg級の初戦で敗れるも、2年の時には準決勝まで進み大成中学3年の鍋倉那美と対戦するが袖釣込腰で敗れて3位だった[1]平田高校1年の時にはインターハイで5位になると、全国高校選手権でも準々決勝で大成高校2年の鍋倉に内股で敗れて5位だった[1][3]。2年の時には全日本カデの準決勝で創志学園高校2年の三浦裕香理に敗れて3位だったが、17歳以下の世界一を決める世界カデ代表に選ばれた[1]。世界カデでは決勝まで進むも、オランダのサンネ・フェルメール小外刈で敗れて2位だったが、団体戦では優勝を飾っ[1]。全国高校選手権では準決勝で三浦に袖釣込腰で敗れて3位だった[3]

2017年には東京学芸大学へ入学すると、78kg級まで階級を上げた。2年の時には学生体重別の準決勝で環太平洋大学4年の鈴木伊織を反則勝ちで破るなどして、東京学芸大学からは2013年に52kg級で優勝した角田夏実以来2人目となる優勝を成し遂げた。この際に、2024年のパリオリンピックを狙っているとコメントした[2]。2020年のヨーロッパオープン・ブラチスラヴァではオール一本勝ちしてシニアの国際大会初優勝を飾った[4]

2021年4月からはとんとん亭柔道クラブの所属となった[1]体重別では初戦で三井住友海上梅津志悠に技ありで敗れた[5]

戦績

63kg級での戦績

(出典[1]、JudoInside.com)。

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i 「柔道全日本強化選手名鑑 2021」近代柔道 ベースボールマガジン社、2021年5月号
  2. ^ a b 「全日本学生柔道体重別選手権大会」近代柔道 ベースボールマガジン社、2019年11月号 16頁
  3. ^ a b 全国高等学校柔道選手権大会
  4. ^ 小倉、武田らが優勝 産経新聞 2020年2月16日
  5. ^ 2021年全日本選抜柔道体重別選手権大会

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