交響曲第1番 (ベルワルド)とは? わかりやすく解説

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交響曲第1番 (ベルワルド)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/09 17:54 UTC 版)

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交響曲第1番ト短調セリューズ』(Sinfonie sérieuse)は、フランツ・ベルワルド1842年ウィーンで完成させた交響曲である。表題は、フランス語で「厳粛な」を意味する。

初演は1843年、ストックホルム王立歌劇場において従兄弟であるヨハン・ベルワルドの指揮で行われており、唯一生前に作曲者が初演に立ち会った交響曲である。出版は作曲者の死後の1885年に行われた。

楽器編成

フルートオーボエクラリネットファゴットホルントランペット各2、トロンボーン3、ティンパニ弦五部

楽曲構成

  • 第1楽章 Allegro con energia 
    ト短調 4/4拍子ソナタ形式
  • 第2楽章 Adagio maestoso
    ヘ長調 4/4拍子 自由な三部形式
  • 第3楽章 Stretto 
    ト短調 3/4拍子 三部形式。トリオはイ長調。切れ目なく第4楽章へ続く。
  • 第4楽章 Adagio-Allegro molto
    ト短調 - ト長調 4/4拍子 展開部のないソナタ形式。序奏で第2、第3、第1楽章の主題が回想・展開されたのち、長い前置きを経てトロンボーンの伴奏を伴う第1主題が提示される。主題再現、コーダの後にトゥッティがpppからffへとクレッシェンドしてト長調で終結する。

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