二宮金次郎 (唱歌)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 08:15 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動『二宮金次郎』(にのみやきんじろう)は、日本の童謡、唱歌のひとつ。文部省唱歌。作詞、作曲ともに不詳。
歌詞
1.
柴(しば)刈り縄ない 草鞋(わらじ)をつくり
親の手を助(す)け 弟(おとと)を世話し
兄弟仲よく 孝行つくす
手本は二宮金次郎
2.
骨身を惜(おし)まず 仕事をはげみ
夜なべ済まして 手習(てならい)読書
せわしい中にも 撓(たゆ)まず学ぶ
手本は二宮金次郎
3.
家業大事に 費(ついえ)をはぶき
少しの物をも 粗末にせずに
遂には身を立て 人をもすくう
手本は二宮金次郎
概要
1911年(明治44年)に刊行された『尋常小学唱歌 第二学年用』が初出。
二宮尊徳の人生をたたえる歌であるが、戦後は二宮の人生が必ずしも模範とされなくなったことから、次第に歌われなくなった。
関連項目
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