中村佐一とは? わかりやすく解説

中村佐一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/15 10:11 UTC 版)

中村 佐一(なかむら さいち、1891年明治24年)2月6日 - 1978年昭和53年)6月18日)は経済学者。専門は金融論。

経歴

長野県上水内郡柏原村(現信濃町)生まれ。旧制海城中学(現・海城高等学校)を経て、1923年早稲田大学政治経済学部卒業。1942年、経済学博士(早稲田大学)[1]。1949年から1956年まで早稲田大学政治経済学部長を務める。その後大東文化大学教授を経て、1965年に富士短期大学第三代学長に就任し1972年まで務めた[2]。1978年、埼玉県で死去(享年87歳)[3]。1970年勲三等瑞宝章受勲。

著書

単著

  • 『貨幣の原理』巌松堂、1942年6月。 
  • 『大東亜共栄圏の貨幣金融問題』府立東京商工奨励館〈資料叢書 第55〉、1942年11月。 
  • 『経済学概論』経済新誌社、1947年9月。 
  • 『銀行論』早稲田大学出版部、1948年1月。 
  • 『貨幣論』早稲田大学出版部、1949年4月。 
  • 『貨幣と金融』中教出版〈100ページシリーズ〉、1951年6月。 
  • 『人間としておもう 随想と短歌』早稲田大学出版部、1952年1月。 
  • 『経済学要論』前野書店、1954年10月。 
  • 『経済学要論』早稲田大学出版部、1955年5月。 
  • 『貨幣と景気の経済学』早稲田大学出版部、1956年5月。 

編著

  • 『戦力と厚生 林癸未夫博士還暦記念論文集』文松堂出版、1945年2月。 

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 博士論文 『貨幣の原理』 - 博士論文書誌データベース
  2. ^ 東京富士大学歴史年表 Archived 2013年12月2日, at the Wayback Machine.
  3. ^ 読売新聞1978年6月19日付朝刊23頁

参考

学職
先代
小松武治
第2代:1959年 - 1965年
富士短期大学学長
第3代:1965年 - 1972年
次代
酒枝義旗
第4代:1972年 - 1976年




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「中村佐一」の関連用語

中村佐一のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



中村佐一のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの中村佐一 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS