中島尚正とは? わかりやすく解説

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中島尚正

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/02 03:20 UTC 版)

中島 尚正(なかじま なおまさ、1941年3月9日[1] - )は、日本の工学者工学博士)。東京大学名誉教授。専門は機械工学

人物

東京都調布市出身。東京都立西高等学校(11期)[2]東京大学工学部卒。東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻博士課程修了[3]。1969年博士論文「針金束で構成した金型・母型電極の研究 -非切削数値制御加工の一研究-」を提出し工学博士の学位を取得。2001年に東京大学工学部名誉教授の称号を得る。

東京大学工学部講師(1969年)、東京大学工学部助教授(1970年~1983年)、東京大学工学部教授(1983年~2001年)、東京大学人工物工学研究センター長(初代センター長、1992年)、東京大学大学院工学系研究科長 兼 工学部長(1998年)、OECD科学技術政策委員会副議長(1999年)、東京大学運動会理事長(2000年)を経て2001年3月で東京大学を定年退職。2001年4月に放送大学教養学部教授に就任、放送大学副学長(2004年)、2005年に放送大学を退職し、産業技術総合研究所理事(2005年)、日本学術会議会員(20期)、東京芸術大学幹事(非常勤、2006年~)、海陽中等教育学校校長(2009年4月~2020年3月)、核融合フォーラム議長(2010年4月~)。[4]

著作

単著
  • 機械設計 --基本原理からマイクロマシンまで--(東京大学出版会、1993年)
  • 工学は何をめざすのか --東京大学工学部が考える--(東京大学出版会、2000年)
  • 人工物の構造と特性(岩波書店、2005年)
分担執筆
  • 機械設計学(朝倉書店、1998年)
  • LIGAプロセス(日刊工業新聞社、1998年)
  • 現代工学の基礎2 --材料特性と材料選択<<<材料系III>>>・デザイン論<<<技術関連系VI>>>--(岩波書店、2000年)
  • 現代工学の基礎6 --インタラクションの理解とデザイン<<<情報系7>>>・高分子材料<<<材料系6>>>--(岩波書店、2000年)
  • 現代工学の基礎8 --センシングの基礎<<<情報系III>>>・金属材料<<<金属系IV>>>--(岩波書店、2001年)
  • 中小企業の挑戦 --グローバル化・ハイテク化・高齢化時代のもの作り(放送大学教育振興会、2003年)
  • 若者の科学離れを考える(放送大学教育振興会、2004年)
翻訳
  • CAD CAM入門 C・B・ベサント著(啓学出版、1987年)

脚注

石の上にも三年大好き




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