世にも怪奇な物語とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 芸術・創作物 > 映画 > 映画作品 > 世にも怪奇な物語の意味・解説 

世にも怪奇な物語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/08 04:27 UTC 版)

世にも怪奇な物語
Histoires extraordinaires
監督 ロジェ・ヴァディム(黒馬の哭く館)
ルイ・マル(影を殺した男)
フェデリコ・フェリーニ(悪魔の首飾り)
原作 エドガー・アラン・ポー
製作 アルベルト・グリマルディイタリア語版
レイモンド・イーガー
出演者 ジェーン・フォンダ
ピーター・フォンダ
アラン・ドロン
ブリジット・バルドー
テレンス・スタンプ
音楽 ニーノ・ロータ
ディエゴ・マッソンフランス語版
ジャン・プロドロミデスフランス語版
撮影 クロード・ルノワール
トニーノ・デリ・コリ
ジュゼッペ・ロトゥンノ
配給 コシノール
日本ヘラルド
公開 1968年5月17日CIFF
1968年9月12日
1969年7月12日
上映時間 122分
製作国 フランス
イタリア
言語 フランス語
テンプレートを表示

世にも怪奇な物語』(よにもかいきなものがたり、フランス語原題: Histoires extraordinaires)は、1967年製作の3部構成からなるオムニバス形式のホラー映画フランスイタリアの製作。原作はエドガー・アラン・ポーの小説によるもの。

ストーリー

第1話 「黒馬の哭く館」

伯爵家の令嬢フレデリック(ジェーン・フォンダ)は女王のような我儘な振る舞いで周囲をいいなりにしてきた。ある日森の中で知り合った男爵家のウィルヘルム(ピーター・フォンダ)にフレデリックはひかれ、誘惑しようとしたものの、日頃の彼女の振る舞いに軽蔑の感情を持っていた彼に拒絶されてしまう。怒りからの行動によりフレデリックはウィルヘルムの馬小屋に放火してしまう。その時ウィルヘルムは愛馬と共にも焼死してしまう。それ以後、フレデリックの周囲では城に現れた黒馬にまつわる不可思議な事件が起こる。

第2話 「影を殺した男

寄宿学校に通う狡猾なサディストのウィリアム・ウィルソン少年(アラン・ドロン)の前に彼と正反対な性格をした同名のうりふたつの少年が現れる。彼は事ある事にウィルソンの悪事を妨害した。のちに士官となったウィルソンは賭博場であった美しい女性のジュセピーナ(ブリジット・バルドー)とカードの勝負をする。ウィルソンはイカサマで勝利をし、ジュセピーナの裸の上半身を鞭で打つ。そこにうりふたつのウィルソンがまた現れ、インチキが暴かれてしまう。怒り狂ったウィルソンは、もう一人のウィルソンを殺害してしまう。

第3話 「悪魔の首飾り」

俳優のダミット(テレンス・スタンプ)は、かつて華やかな世界で名声と賞讃をほしいままにしてきた、しかし、アルコール中毒によって落ち目の時期だった。そんな彼にイタリアから新車のフェラーリを報酬に映画出演の話が来る。しかし、不安から、酒をのみつづけ、何かに取りつかれたかのようにフェラーリを走らせてしまう。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
TBS
フレデリック ジェーン・フォンダ 赤沢亜沙子
ウィルヘルム ピーター・フォンダ 仲村秀生
ウィルソン アラン・ドロン 堀勝之祐
ジュセピーナ ブリジット・バルドー 二階堂有希子
ダミット テレンス・スタンプ 櫻片達雄
不明
その他
中村武己
沢田敏子
遠藤晴
芝田清子
内藤隆
伊藤雅郎
野島千照
演出 斯波重治
翻訳 榎あきら
効果
調整
制作 オムニバスプロモーション
解説 荻昌弘
初回放送 1972年4月3日
月曜ロードショー
  • 日本語吹き替えはニューラインからの発売DVD(廃版)とハピネットからの発売Blu-rayに収録。

関連項目

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「世にも怪奇な物語」の関連用語

世にも怪奇な物語のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



世にも怪奇な物語のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの世にも怪奇な物語 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS