カサノバ_(1976年の映画)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > カサノバ_(1976年の映画)の意味・解説 

カサノバ (1976年の映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/10 10:19 UTC 版)

カサノバ
Il Casanova di Federico Fellini
監督 フェデリコ・フェリーニ
脚本 フェデリコ・フェリーニ
ベルナルディーノ・ザッポーニ
製作 アルベルト・グリマルディ
出演者 ドナルド・サザーランド
音楽 ニーノ・ロータ
撮影 ジュゼッペ・ロトゥンノ
配給 ティタヌス
フランス映画社
公開 1976年12月7日
1980年12月13日
上映時間 148分
製作国 イタリア
アメリカ合衆国
言語 イタリア語
テンプレートを表示

カサノバ』(イタリア語: Il Casanova di Federico Fellini, 「フェデリコ・フェリーニのカサノヴァ」の意)は、1976年製作・公開のイタリアアメリカ合作映画である。晩年に自伝『我が生涯の物語』を残し、性豪として有名なジャコモ・カサノヴァの波乱に満ちた人生を、女性遍歴を中心に映画化した作品[1]。彼の生きた18世紀のヨーロッパ各国の宮廷や貴族社会を絢爛豪華なセットや衣裳で描いている。

第49回アカデミー賞衣裳デザイン賞受賞。

なお、この作品の制作中、初めの約三週間に撮影した70リール程のフィルムが、ピエル・パゾリーニの『ソドムの市』などとともに盗難に遭う事件が起こったため、フェリーニはヴェニスのカーニバルのシーンも含めたそれらの部分を撮り直さなければならなかった[2]

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
テレビ朝日
ジャコモ・カサノバ ドナルド・サザーランド 金内吉男
アンリエット ティナ・オーモン 佐々木優子
デュルフェ侯爵夫人 シセリー・ブラウン 藤夏子
マッダレーナ マルガレート・クレマンティ 沢田敏子
イザベラ オリンピア・カルリージイタリア語版 吉田理保子
アンナ・マリア クラリッサ・マリー・ロール  深見理佳
シャルピヨン カルメン・スカルピッタイタリア語版 沢田敏子
マルコリーナ クララ・アルグランティ 滝沢久美子
サンジェルマン伯爵 ハロルド・イノセント英語版 田口昴
デュポワ ダニエル・ベレンシュタイン 徳丸完
タル―卿 ジョン・カールセン英語版 藤本譲
リゲット マリオ・ガリアルド 麦人
不明
その他
池田勝
上田敏也
島香裕
京田尚子
小宮和枝
龍田直樹
演出 蕨南勝之
翻訳 入江敦子
効果
調整
制作 ニュージャパンフィルム
解説 飯干恵子
初回放送:1987年10月3日10日『ウィークエンドシアター』ノーカット

スタッフ

関連事項

  1. ^ 『昭和55年 写真生活』(2017年、ダイアプレス)p38
  2. ^ Kezich, Tullio (2006). Federico Fellini: His Life and Work. New York: Faber and Faber. p. 323. ISBN 978-0-571-21168-5. https://archive.org/details/federicofellinih00kezi 

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「カサノバ_(1976年の映画)」の関連用語

カサノバ_(1976年の映画)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



カサノバ_(1976年の映画)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのカサノバ (1976年の映画) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS