ウルバンバ川とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ウルバンバ川の意味・解説 

ウルバンバ川

(上ウルバンバ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/15 04:33 UTC 版)

ウルバンバ川
水系 アマゾン川
延長 724 km
流域 ペルー

テンプレートを表示
ウルバンバ川 (1999年12月)

ウルバンバ川(ウルバンバがわ、スペイン語: Río Urubamba)は、ペルーを流れる河川アマゾン川の源流の一つである。クスコ南東部のアンデス山脈に源流があり、このあたりはビルカノータ川(Rio Vilcanota)とも呼ばれる。

上流部沿岸にはシクアニ(Sicuani)、ウルコス(Urcos)の町がある[1]。中流部はWilcamayu川と言われ、その沿岸はウルバンバ渓谷と呼ばれる。ウルバンバ渓谷の尾根にはインカ帝国廃墟マチュ・ピチュがある。ウルバンバ渓谷には町名としてのウルバンバもある。

ウルバンバ渓谷の下流に急流の難所として知られるポンゴ・モエニケ渓谷(en)があり、そこを境に上ウルバンバと下ウルバンバに分けられる。

流路

クスコ南東のアンデス山脈内、プーノ県Khunurana山から流れ出し、北北西へ724km流れてタンボ川と合流。そこからウカヤリ川となる。

経済

上ウルバンバ(Alto Urubamba)は人口が多く、広大な灌漑が作られている。ウルバンバ渓谷、マチュ・ピチュなどもここにある。

下ウルバンバ(Bajo Urubamba)は比較的開発が遅れており、アシャニンカ(Asháninka)やマチゲンガ(Machiguenga)を始めとする先住民カンパ族(Campa tribes)が多いことが特徴である。主な産業は、林業とカミセア天然ガスプロジェクト(en)である。主要居留地はセパワ(en)である。

歴史

1932年6月2日にイギリスの地理学者ジョン・グレゴリー(John Walter Gregory)がこの川を上ってアンデス山脈までを探検している。

流域の自然景勝地

ウルバンバ渓谷
スペイン語ではValle Sagrado de Los Incas(聖なる谷, en)とも呼ばれる。その範囲は明確ではないが、ピサック(Písac)、カルカ(Calca)、ウルバンバ、オリャンタイタンボ(Ollantaytambo)の辺りを指す。ウルバンバ渓谷には、多くの河川が流れ込んでおり、その沿岸には考古学上重要な多くのインカ帝国時代の遺跡がある。ウルバンバ渓谷はトウモロコシの生産に適しており、インカ帝国への食糧供給を担っていた。
マチュ・ピチュから見下ろしたウルバンバ渓谷

出典

  1. ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目電子辞書版 (c)2006, Britannica Japan Co.,Ltd.



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ウルバンバ川」の関連用語

ウルバンバ川のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ウルバンバ川のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのウルバンバ川 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS