三結
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/24 17:16 UTC 版)
三結(さんけつ、巴: tīni saṃyojanāni, ティーニ・サンヨージャナーニ)とは、仏教において、預流果を得ると断たれる3つの煩悩の総称。「結」(けつ、巴: saṃyojana, サンヨージャナ)とは「束縛」のことであり、「三結」は「3つの束縛」を意味する。
- ^ a b P.A.パユットー 著、野中耕一 訳『ポー・オー・パユットー 仏教辞典(仏法篇)』、2012年2月、サンガ、p.202
- ^ a b c 藤本晃著『悟りの4つのステージ : 預流果、一来果、不還果、阿羅漢果』サンガ、2015年11月、Chapt.3。ISBN 9784865640267。
- ^ Rhys Davids & Stede (1921-25), pp. 660-1, "Sakkāya" entry (retrieved 2008-04-09). See also, anatta.
- ^ a b 木村紫「『俱舍論』を中心とした有身見の研究 : 刹那的な諸行を常住な一個体(piṇḑa)と把握する想と聖者の諦」『立正大学 博士論文』2016年3月20日、NAID 500000984239。
- ^ 袴谷憲昭「二十種有身見考」『駒澤大學禪研究所年報』第29巻、2017年12月、81-109頁、CRID 1050569000710270208。
- ^ 中部22 蛇喩経など
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