万代池とは? わかりやすく解説

万代池

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/18 13:53 UTC 版)

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万代池公園
Mandaiike Park
万代池(2007年4月)
分類 地区公園
所在地
座標 北緯34度37分10秒 東経135度30分11秒 / 北緯34.61944度 東経135.50306度 / 34.61944; 135.50306座標: 北緯34度37分10秒 東経135度30分11秒 / 北緯34.61944度 東経135.50306度 / 34.61944; 135.50306
面積 44,116平方メートル
開園 1940年
運営者 大阪市
アクセス 阪堺電気軌道上町線帝塚山三丁目停留場
事務所 南部方面公園事務所
事務所所在地 大阪市東住吉区長居公園1-1 長居公園
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万代池(まんだいいけ、ばんだいいけ)は、大阪市住吉区にある池。池の周辺は万代池公園(まんだいいけこうえん、ばんだいいけこうえん)として整備されている。

概要

池の周囲は約700メートル。歴史ははっきりしないが、上町台地の浸食した谷をせき止めて作られたといわれている。「聖徳太子が曼陀羅経をあげて、池に棲む魔物を鎮めた」という言い伝えから、「まんだら池」が転じて万代池という名称になったと伝えられている。明治時代までは灌漑池として利用されていた。大正期、昭和初期には東側に「共楽園」という遊園地があった。

大阪市は池とその周辺4.4ヘクタールを整備し、1940年6月1日に万代池公園として開園させた。池を取り囲むようにサクラの木が植えられている。万代池公園のサクラは、近隣では花見の名所として知られている。

池の名称

「万代池」および「万代池公園」の読み方は「まんだいいけ」と「ばんだいいけ」の2通りがあり、地元では両方の言い方がされている。

池を管理する大阪市が作成している資料でも、2000年代半ばまでは「まんだいいけ」という読みを採用しているものと、「ばんだいいけ」という読みを採用しているものの2通りの資料が存在していた。

現地に2000年代半ばまでに立てられていた看板には、「万代池公園」の漢字表記の横に「ばんだいいけ」とふりがなが振られていた。また、住吉区役所の英語版ウェブサイトでの「区内の災害避難場所の一覧」では、広域避難場所に指定されている万代池公園について「Bandaiike Park」(ばんだいいけ)と表記されていた[1]

一方で、住吉区役所ウェブサイト内の子ども向けページ「キッズページ」[2]や、大阪市の外郭団体・財団法人大阪市スポーツ・みどり振興協会のウェブサイト[3]では、漢字表記の「万代池公園」に「まんだいいけ」とふりがなが振られている。また、住吉区役所の英語版ウェブサイトでの「区内の名所案内」によると、万代池の紹介のページには「Mandaiike Park」(まんだいいけ)と表記されていた[4]

住吉区役所は2009年、区での表記は「まんだいいけ」を採用するが、「ばんだいいけ」とも読まれることがあるという見解を示している[5]。住吉区役所のウェブサイトでは「まんだいいけ」と「ばんだいいけ」の読みを併記する形に変更されている。

なお、池の周辺の町名の「万代」は、「ばんだい」と読む。ただし、当地付近にある大阪市営バスの停留所「万代東二丁目」は、現在の車内アナウンスでは「ばんだいひがしにちょうめ」となっているが、住吉区に住居表示制度が導入されるまでは「まんだいひがしにちょうめ」とアナウンスされていた。

所在地

大阪市住吉区万代3丁目

交通

近隣施設

脚注

関連項目





固有名詞の分類


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