七円定理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/18 09:05 UTC 版)

幾何学における、七円定理(なな(しち)えんていり、英語: seven circles theorem)はユークリッド平面上の7つの円に関する定理である。 6つの円O1,O2,O3,O4,O5,O6がそれぞれ隣り合う2つの円とそれぞれ接し、また6つの円すべてが1つの円O7と(内部または外部で)接しているとする。O7との接点と6つの円について反対の円(隣り合う円とも隣り合わない円)とO7の接点を結んだ直線延べ3本は共点である。1974年、EvelynとMoney-CouttsとTyrrellによって、初等幾何学的な証明が発見された。
証明
スタンレー・ラビノヴィッツ(Stanley Rabinowitz)の6円が内部にある場合の証明を紹介する。
補題
以下の補題を使用する。
・弦のチェバの定理:ある円の弦A1A4,A2A5,A3A6が一点Pで交わることと、A1A2・A3A4・A5A6 = A2A3・A4A5・A6A1が成り立つことは同値。
- 七円定理のページへのリンク