一 官武一途庶民ニ至ル迄各其志ヲ遂ケ人心ヲシテ倦マサラシメン事ヲ要ス
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「五箇条の御誓文」の記事における「一 官武一途庶民ニ至ル迄各其志ヲ遂ケ人心ヲシテ倦マサラシメン事ヲ要ス」の解説
(現代表記)官武一途庶民に至るまで、各々その志を遂げ、人心をして倦まざらしめんことを要す。(由利案第一条)庶民志を遂げ人心をして倦まざらしむるを欲す (福岡案第二条)官武一途庶民に至る迄各其志を遂げ人心をして倦まざらしむるを要す 由利案ではこの条文は第一条に置かれ最重視されていた。由利は後の著書「英雄観」で「庶民をして各志を遂げ人心をして倦まざらしむべしとは、治国の要道であって、古今東西の善政は悉くこの一言に帰着するのである。みよ、立憲政じゃというても、あるいは名君の仁政じゃといっても、要はこれに他ならぬのである。」と述べている。
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