一般的形式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/26 13:03 UTC 版)
松原振動数の和を評価する上手なやり方は、 z = i ω {\displaystyle z=i\omega } に極を持つ松原重み関数hη(z)を使う方法である。 ボソンの場合η = +1とフェルミオンの場合η = −1で重み関数は異なる。 重み関数の選択について後述する。 和は、重み関数を使って複素平面での閉曲線積分に置き換えることができる。 S η = 1 β ∑ i ω g ( i ω ) = 1 2 π i β ∮ g ( z ) h η ( z ) d z {\displaystyle S_{\eta }={\frac {1}{\beta }}\sum _{i\omega }g(i\omega )={\frac {1}{2\pi i\beta }}\oint g(z)h_{\eta }(z)\,dz} S η = − 1 β ∑ z 0 ∈ g ( z ) poles Res g ( z 0 ) h η ( z 0 ) {\displaystyle S_{\eta }=-{\frac {1}{\beta }}\sum _{z_{0}\in g(z){\text{ poles}}}\operatorname {Res} g(z_{0})h_{\eta }(z_{0})} ここで閉曲線が極を時計回りの方向で囲むように変形し、負の留数を生むため、マイナスがつくことに注意。
※この「一般的形式」の解説は、「松原振動数」の解説の一部です。
「一般的形式」を含む「松原振動数」の記事については、「松原振動数」の概要を参照ください。
- 一般的形式のページへのリンク