ヴェロニカ (楽曲)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/05/18 11:01 UTC 版)
ヴェロニカ | ||||
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ファイル:Veronica Elvis Costello.jpg | ||||
エルヴィス・コステロ の シングル | ||||
収録アルバム | スパイク | |||
リリース | 1989年 | |||
録音 | 1987-1988 | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | 3分9秒 | |||
レーベル | ワーナー・ブラザーズ・レコード | |||
作詞・作曲 | エルヴィス・コステロ ポール・マッカートニー |
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プロデュース | エルヴィス・コステロ ケヴィン・キレン T.ボーン・バーネット |
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チャート最高順位 | ||||
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エルヴィス・コステロ シングル 年表 | ||||
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ヴェロニカ(Veronica)は1989年にエルヴィス・コステロが発表した楽曲、及び同曲を収録したシングル。
解説
アルバム『スパイク』からのシングル・カット。全米チャート(ビルボード)で、コステロにとって初のトップ20入りを果たした。元ビートルズのポール・マッカートニーとの共作で、ポールは演奏面でも、ビートルズ時代の愛器であったカール・ヘフナーのベースを弾いている。
歌詞
この曲は、激しく記憶を失ってしまった老婦を題材としている。コステロにとってこの曲のインスピレーションとなったのは本人の祖母であり、彼女はアルツハイマー型認知症に苦しんでいた。番組のインタビューで、曲の話をしている時、コステロは彼の祖母が時に“怖くなるほど意識清明な瞬間”(英:"terrifying moments of lucidity")があったのを思い出し、語った。そして、それが“ヴェロニカ”のインスピレーションとなった、とも話した。
ミュージック・ビデオ
MTV Video Music Awardsの最優秀男性アーティスト賞を受賞。 ミュージック・ビデオには、映像から読み取る限りでは、老人ホームで人生の最後の時を過ごしている老婦が登場し、途切れとぎれの思い出のように少女時代や若女時代の映像が流れる。(役:Zoe Carides(英語))この“ヴェロニカ”のビデオはコステロがカメラに対しモノローグを語るところから始まり、ビデオの途中で時たまソフトにヴォーカル音源にかぶせる形で歌っている。
1999年4月から2003年3月まで、日本のテレビ番組『情報プレゼンター とくダネ!』でテーマ曲として使用された。
「ヴェロニカ (楽曲)」の例文・使い方・用例・文例
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