ヴェリア_(ギリシャ)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ヴェリア_(ギリシャ)の意味・解説 

ヴェリア (ギリシャ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/02 16:28 UTC 版)

ヴェリア
Βέροια

市の景観
所在地
ヴェリア
座標 北緯40度31分 東経22度12分 / 北緯40.517度 東経22.200度 / 40.517; 22.200座標: 北緯40度31分 東経22度12分 / 北緯40.517度 東経22.200度 / 40.517; 22.200
域内の位置
行政
国: ギリシャ
地方: 中央マケドニア
: イマティア県
首長: Konstantinos Vorgiazidis
人口統計 (2011年)
ディモス
 - 人口: 66,547 人
 - 面積: 791.4 km2
 - 人口密度: 84 人/km2
旧自治体
 - 人口: 48,306 人
その他
標準時: EET/EEST (UTC+2/3)
標高: 128 m
郵便番号: 591 31, 591 32
市外局番: 2331
自動車ナンバー: ΗΜ
公式サイト
www.veria.gr

ヴェリア (ギリシア語: Βέροια, Βέρροια) / Veria)は、中央マケドニア地方の都市で、イマティア県の県都。首都アテネから511km北東に位置する。古代の再建音を用いてベロイアの表記もみられる。

ギリシャの中でもヴェリアの歴史は古く、紀元前432年にトゥキディデスの記録で初出しており、紀元前1000年に人類が居住している証拠もある[1]。ヴェリアはマケドニアピリッポス2世アレクサンドロス大王の父)の重要な領土であった。使徒パウロはこの地で説教をしたのが有名で、ローマ帝国のなかでも住民が初めてキリスト教徒となった。東ローマ帝国オスマン帝国時代でもギリシャ文化の中心地であった。今日、ヴェリアは中央マケドニア地域の中心地である。

ピリッポス2世の墳墓を含むユネスコ世界遺産であるヴェルギナの遺跡は、ヴェリア市街地から南東に12kmの位置にある。

2011年の行政改革で、アポストロス・パヴロス、ドヴラス、マケドニダ、ヴェルギナ、ヴェリアの5つの旧市が合併し、現在のヴェリア市となった。

ユダヤ人のシナゴーグ。ヴェリアは第二次世界大戦までは、ロマニオットの居住地区であった
東ローマ帝国時代の「キリスト復活教会」

脚注

  1. ^ veria.gr Veria:Its history (greek) アーカイブ 2008年3月6日 - ウェイバックマシン accessed June 1, 2008.

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ヴェリア_(ギリシャ)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヴェリア_(ギリシャ)」の関連用語

ヴェリア_(ギリシャ)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヴェリア_(ギリシャ)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヴェリア (ギリシャ) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS