ヴィクトール・モテ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/05 04:34 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ヴィクトール・モテ Victor Mottez |
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自画像
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生誕 | 1809年2月13日 フランス,リール |
死没 | 1897年6月7日 フランス,Bièvres (Essonne) |
ヴィクトール・モテ(Victor Mottez、1809年2月13日 - 1897年6月7日)はフランスの画家である。
略歴
ノール県のリールで生まれた。父親は独学のアマチュア画家で、息子の才能を認めて、パリに送って美術を学ばせたが、資金不足ですぐに帰郷しなければならなかった。父親の友人で、ジャック=ルイ・ダヴィッドの弟子だったリールの画家、リエナール(Édouard Liénard)に学んだ後、1828年頃、再びパリに出てエコール・デ・ボザールでフランソワ=エドゥアール・ピコに学び、ドミニク・アングルの弟子になった。
1830年にフランス7月革命でシャルル10世が退位したことは、ブルボン家の信奉者であった家族に動揺を与え、再びリールに呼び戻された。
その後結婚し、国外を旅するようになった。特にローマに長く滞在した。ローマでは再びアングルの指導を受けた。ローマでフレスコ画の技術に習熟した。
1838年にフランスに戻り、パリに住んだ。展覧会に出展しながら、フレスコ画に取り組み宗教的な主題の作品を描いた。14世紀のフィレンツェの画家、チェンニー・チェンニーニの著書、”Il Libro dell'Arte”(『画技の書』または『絵画術の書』)の翻訳をした。1840年代からいくつかの教会のフレスコ画を製作するとともに、肖像画家として働いた。
作品
参考文献
- René Giard, Victor Mottez, Lille, 1934
- Hippolyte Verly, Essai de biographie lilloise contemporaine, 1800-1869 : augmenté d'un supplément et accompagné de notes historiques et bibliographiques, Lille, Six-Horemans, coll. « Leleu, libraire, rue du curé Saint-Etienne, 11 », 1869, 250 p. (lire en ligne [archive]), p. 172 et s..
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