ヴィオール橋とは? わかりやすく解説

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ヴィオール橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 16:07 UTC 版)

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ヴィオール橋
基本情報
フランス
所在地 トーリアック=ドゥ=ノーセル-タニュ間
交差物件 ヴィオール川
設計者
施工者
ポール・ボダン
建設 1897-1902年
構造諸元
形式 カンチレバートラス橋
材料 鋼鉄
全長 460m
高さ 116m(水面から)54m(橋台から)
最大支間長 220m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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ヴィオール橋(フランス語:Viaduc du Viaur)はフランスのヴィオール川の谷を渡っている鉄道橋ロデーズ-アルビ間を結ぶ路線を通している。アヴェロン県のトーリアック=ドゥ=ノーセルとタルヌ県のタニュの間にある。1887年に行われた橋梁設計競技コンペ)の結果、バティニョル社(現在はSpie-Batignolles社)のポール・ボダンの案が選ばれ(参加者の中にはギュスターヴ・エッフェルもいた)、1897年から1902年にかけて建設された。

ヴィオール橋はリベット留めされた鉄製のカンチレバートラス橋である。2つの片持ち梁からなり、中央部の関節で結合されている。それぞれの梁は谷底の橋台で支えられている。この時代鉄道橋に吊り橋を使うのは不可能だったのでカンチレバー橋は長大な鉄道橋を架ける唯一の方法だったのである。このような形式の橋はフランスではヴィオール橋しか存在しない。ヴィオール橋の特別なところは線路が橋の頂上を通っていることである。同様の形式をとるフォース鉄道橋ケベック橋では線路は橋の中央部を通っている。

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