ショパン:ワルツ第17番 変ホ長調
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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ショパン:ワルツ第17番 変ホ長調 | Valse Es-Dur KK.IVa/14 | 作曲年: 1829-30年 出版年: 1902年 |
作品解説
1827年から1830年にかけて作曲されたと考えられている。20世紀に入ってから、1902年に出版された。正式な献呈はされていないが、変イ長調の遺作のワルツと同様に、ワルシャワ音楽院時代のショパンの師、エルスナーの娘、エミリア・エルスナーアルバムから発見された。3部形式で書かれているが、トリオが非常に短く、ロンド形式と捉えることもできる。主要主題は3オクターヴを上下行することが特徴的である。レントラーやマズルカの1種、マズルといった様々な舞曲の要素が感じられる。そして、オクターヴと単音を交互に奏する右手が、この曲をピアニスティックなものにしている。
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