ローマ国立中央図書館とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ローマ国立中央図書館の意味・解説 

ローマ国立中央図書館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/03 06:33 UTC 版)

ローマ国立中央図書館
イタリア
種別 公共国立図書館
創設 1876年 (149年前) (1876)
所在地 ローマVia Castro Pretorio 105[1]
収蔵情報
収蔵数 書籍7,000,000冊、図面10,000枚、地図20,000枚、16世紀の文献25,000点、写本8,000点、インキュナブラ2,000 点
利用情報
利用資格 18歳以上
その他
館長 Stefano Campagnolo[1]
ウェブサイト bncrm.beniculturali.it

ローマ国立中央図書館(ローマこくりつちゅうおうとしょかん、イタリア語: Biblioteca Nazionale Centrale di Roma)はフィレンツェ国立中央図書館と並び、イタリアの2つの中央国立図書館の一つである[2]

図書館の使命は、イタリアのすべての出版物と、外国のイタリアに関連する重要作品を収集し、保存する[3]、そして誰でもそれを利用可能にすること[4]。ローマ国立中央図書館は現在、700万冊以上の書籍、2,000冊のインキュナブラ、25,000冊の16世紀の本、8,000点の写本、10,000枚の図面、20,000枚の地図、1,342,154枚のパンフレットを所蔵している[5]

ローマ国立中央図書館の前身は、1540年に設立したイエズス会秘書館だった(Bibliotheca Secreta)だった。1870年のイタリア統一以降、イエズス会秘書館はイタリア王国に接収され、1876年3月14日に開館したローマ国立中央図書館の中核に変貌した。1975年1月、図書館は現在の場所に移転した[4]

出典

  1. ^ a b La biblioteca”. Biblioteca Nazionale Centrale di Roma. 2011年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年10月18日閲覧。
  2. ^ Search state libraries named "Biblioteca nazionale"”. MIBACT directorate for libraries (2016年4月19日). 2016年12月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年4月19日閲覧。
  3. ^ DPR no. 417, 1995
  4. ^ a b Presentazione - Biblioteca nazionale centrale di Roma”. 2015年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月8日閲覧。
  5. ^ Archived copy”. 2011年10月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年9月17日閲覧。
  • Franca Arduini (1990). “The Two National Central Libraries of Florence and Rome”. Libraries & Culture 25 (3): 383–405. JSTOR 25542277. 

外部リンク

座標: 北緯41度54分24秒 東経12度30分29秒 / 北緯41.90676度 東経12.50807度 / 41.90676; 12.50807




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ローマ国立中央図書館のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ローマ国立中央図書館」の関連用語

ローマ国立中央図書館のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ローマ国立中央図書館のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのローマ国立中央図書館 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS