ロッシュ・ローブと星の相対的な大きさによるコパールの分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/19 14:25 UTC 版)
「食変光星」の記事における「ロッシュ・ローブと星の相対的な大きさによるコパールの分類」の解説
分離型(D)、半分離型(SD)、接触型(K)の3つに分類される。分離型と接触型はさらに構成する星の特徴によって細分類される。 分離型 (D) 連星を構成する2つの恒星が、いずれもロッシュ・ローブの内側に存在するもの。そのうち連星を構成する恒星が双方とも主系列星のものをDM型と、連星を構成する恒星の片方が主系列星でもう一方が準巨星のものをDS型と、連星を構成する恒星が双方とも準巨星のものをAR型と細分類し、DM型の中でも特に成分星の物理的性質が後述するKW型に似ているが接触系ではないものをDW型と細分類する。 半分離型 (SD) 連星を構成する恒星の片方がロッシュ・ローブを満たしており、もう一方は満たしていないもの。 接触型 (K) 連星を構成する恒星が双方ともロッシュ・ローブを満たしているもの。そのうち連星を構成する恒星のスペクトル型がA型より高温のものをKE型と、連星を構成する恒星のスペクトル型がF型より低温のものをKW型と細分類する。
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