ロックアップ付きトルクコンバーター

大車林

ロックアップ付きトルクコンバーター

英語 lock-up torque converter

流体により滑らかなトルク伝達ができるトルクコンパーターを生かしながら、伝達効率100%を得るために、直結用ロックアップクラッチを装着したもの。ロックアップダンパーや制御バルブも付加される。AT車では、定常走行や減速走行中のトルクコンバーターのスリップロスがなくなり、燃料カットも採用され燃費改善がはかれる。低速からロックアップするためのスリップ制御やロングトラベルダンパーが採用され、軸長短縮のため、効率を改善した偏平型トルクコンバーターも採用されている。

参照 直結クラッチスリップ制御、偏平トルクコンバーター、ロックアップダンパー

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。