リュウキュウアブラゼミ Graptopsaltria bimaculata Kato, 1925
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 14:40 UTC 版)
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成虫の体長は53-66mm。前胸の褐色部がアブラゼミより広く、後胸部も褐色である。奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖縄本島、渡嘉敷島、久米島に分布する。オスは「ジュクジュクジュクジーーイッ」という数秒ほどの鳴き声を繰り返す。ジュクジュクジュクと声を大きくしながら鳴き始めるが、ジーイッと突然鳴き止んでしまうように鳴き終わる。アブラゼミとはかなり異なった鳴き声である。沖縄本島では森林・低山帯ではごく普通に生息するが、市街地では生息数が少ない。西日本太平洋側(特に京阪神や静岡県)におけるアブラゼミの生息状況とよく似ている。
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