ラーイオスの死
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 17:26 UTC 版)
オイディプースが成長すると、ポリュボスの実の子ではないとの噂がたった。ペリボイアは真相をなにも語らず、オイディプースは両親について尋ねるためにデルポイに赴いた。神託は「故郷に戻れば父を殺し母と交わることになる」というもので、オイディプースはコリントスを捨て、ポーキスに向かって戦車を走らせた。その途上でラーイオスの戦車に出会った。ラーイオスの伝令使ポリュポンテースがオイディプースに退くように言ったが、オイディプースが従わずにもたついていたため、ポリュポンテースはオイディプースの馬を1頭殺した。怒ったオイディプースはラーイオスとポリュポンテースを殺してしまった。 ラーイオスはプラタイアイの王ダマシストラトスによって葬られ、テーバイの王座はメノイケウスの息子クレオーンが継いだ。
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