ランチア・ハイエナとは? わかりやすく解説

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ランチア・ハイエナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/22 20:14 UTC 版)

ハイエナ/デルタ・ザガート・ハイエナ (HYENA/Delta Zagato Hyena)は、ランチアザガートが製造販売していた自動車である。

概要

ランチア・ハイエナ
デルタ・ザガート・ハイエナ
フロント
リア
概要
製造国 イタリア
販売期間 1992年 - 1993年
ボディ
乗車定員 2名
ボディタイプ 2ドアクーペ
駆動方式 四輪駆動
パワートレイン
エンジン 2.0L I4
変速機 5速MT
車両寸法
ホイールベース 2,475mm
全長 3,985mm
全幅 1,740mm
全高 1,240mm
車両重量 1,148kg
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オランダの実業家ポール・コートと、芸術家ナーニ・テデスキの描いたスケッチを基に、ザガートのマネージメントによって生み出された。

ランチアデルタ・インテグラーレ・エボルツィオーネのプラットフォームを流用。外装は総アルミボディの2ドアスポーツクーペで、内装は総カーボンファイバーとし、オリジナルのデルタに較べ150kgの減量を施す。エンジンも250psまでチューンし、本格的なライトウエイトスポーツを目指した。

この車は1992年1月のブリュッセル・モーターショーにてデビュー。ザガート生誕75周年を記念して75台の製作予定と発表されたが、主にインテリアのカーボン・ファイバーの製造に問題があり、結局25台程度がラインアウトしたに留まったと言われる。

エンジン・モデル

オリジナルの直列4気筒DOHC2リッターのデルタ・インテグラーレのエンジンを、点火及びインジェクション・タイミング、フューエル・プレッシャー、ターボ・プレッシャーを変更。馬力は210psから250psに、最大トルクも40Kg-mまでスープアップした。

車名

「HYENA (ハイエナ)」は、ハイエナ科に属する動物に由来する。

関連項目

参考文献




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