ラクダガイとは? わかりやすく解説

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駱駝貝

読み方:ラクダガイ(rakudagai)

スイショウガイ科の貝


ラクダガイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/17 08:53 UTC 版)

ラクダガイ
成貝の殻口は広がって指状の突起をもつ。幼貝(右手前)の殻口は広がらず、殻全体は棍棒のような形をしている。
分類
: 動物界 Animalia
: 軟体動物門 Mollusca
: 腹足綱 Gastropoda
亜綱 : 前鰓亜綱 Prosobranchia
: 盤足目 Discopoda
上科 : ソデボラ上科 Stromboidea
: ソデボラ科 Strombidae
: サソリガイ属Lambis
: ラクダガイ L. truncata sebae
学名
Lambis truncata sebae Kiener, 1843

ラクダガイ(学名:Lambis truncata sebae)は、スイショウガイ科(ソデボラ科)に属する巻貝である。

分布

九州南部以南から熱帯西太平洋沿岸域[1]。サンゴ礁のサンゴ礫地や礁原に生息する。

形態

殻長200mmに達する大型種で、殻は紡錘形、数本の螺肋が走り、殻口外縁に7本の短い突起を有する。殻口は通常白いが、老成個体ほど紫褐色になる。

分類

同属には以下の種類が知られている。

  • サソリガイL. crocata - 殻外縁に7本の突起が発達し、前方の3本と下端の1本は強く右に曲がる。
  • クモガイL. lambis - 殻口外縁に7本の短い突起がある。
  • スイジガイL. chiragra - 殻口外唇縁に太めの6本の突起を有し、漢字「水」に見立てられる。

生態

利用

食用

沖縄諸島から八重山諸島にかけて利用され、その価値の高さから種苗生産や技術開発が試みられている。

装飾

脚注

  1. ^ 奥谷喬司(編著)「日本近海産貝類図鑑(第二版)」東海大学出版部、2000年12月、1375pp.


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