ラインムート第1彗星とは? わかりやすく解説

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ラインムート第1彗星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/02 06:09 UTC 版)

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ラインムート第1彗星
30P/Reinmuth
彗星
周期彗星の一覧 / 非周期彗星の一覧
発見
発見者  カール・ラインムート
発見日  1928年2月22日
符号・別名  1928 D1, 1934 V1
軌道要素 - IAUNASA
元期 2009年7月1日
離心率 (e)  0.5008
近日点距離 (q)  1.884 AU
軌道長半径 (a)  3.774 AU
遠日点距離 (Q)  5.664 AU
公転周期 (P)  7.33
軌道傾斜角 (i)  8.13°
近日点引数 (ω) 
昇交点黄経 (Ω) 
前回近日点通過  2002年12月24日[1][2]
次回近日点通過  2010年4月19日[1][2]

ラインムート第1彗星(30P/Reinmuth)は、1928年2月22日にハイデルベルクケーニッヒシュトゥール天文台カール・ラインムートによって発見された太陽系周期彗星である。

最初に行われた軌道の計算で、周期25年とされたが、後に7年に修正され、1915年に失われたテイラー彗星と同一のものではないかと疑われた。しかしジョージ・ファン・ビースブルックによる再計算で、これらは別のものであると確定された。

1935年の接近の際は良い条件での観測が出来なかったが、1937年に木星の近傍を通過し、近日点距離と軌道周期が増加した。

誤った計算のため、1942年の接近は見逃されたが、それ以来は接近のたびに毎回観測されている。

彗星核は直径7.8kmと推定されている[3]

出典

  1. ^ a b Seiichi Yoshida (2009年9月30日). “30P/Reinmuth 1”. Seiichi Yoshida's Comet Catalog. 2010年3月1日閲覧。
  2. ^ a b Syuichi Nakano (2003年12月8日). “30P/Reinmuth 1 (NK 1011)”. OAA Computing and Minor Planet Sections. 2010年3月1日閲覧。
  3. ^ JPL Small-Body Database Browser: 30P/Reinmuth 1”. Jet Propulsion Laboratory (2010-01-04 last obs). 2010年2月26日閲覧。

外部リンク


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