ライモンツ・ヴェーヨニスとは? わかりやすく解説

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ライモンツ・ヴェーヨニス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/04 07:51 UTC 版)

ライモンツ・ヴェーヨニス
Raimonds Vējonis

ライモンツ・ヴェーヨニス(2015年6月)

任期 2015年7月8日2019年7月8日
首相 ライムドータ・ストラウユマ
マーリス・クチンスキス
クリシュヤーニス・カリンシュ

 ラトビア
国防大臣
任期 2014年1月22日 – 2015年7月7日
首相 ヴァルディス・ドンブロウスキス
ライムドータ・ストラウユマ

 ラトビア
環境保護・地方開発大臣
任期 2002年11月7日 - 2003年1月16日
2011年1月6日 – 10月25日
首相 エイナルス・レプシェ
ヴァルディス・ドンブロウスキス

 ラトビア
環境大臣
任期 2003年1月16日2011年1月6日
首相

出生 (1966-06-15) 1966年6月15日(57歳)
ソビエト連邦
ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国プスコフ州オストロフスキー区
政党 ラトヴィア緑の党
出身校 ラトビア大学
配偶者 イヴェタ・ヴェーヨニス

ライモンツ・ヴェーヨニスラトビア語: Raimonds Vējonis1966年6月15日 - )は、ラトビアの政治家。2015年より2019年まで同国大統領を務めた。ラトヴィア緑の党英語版所属。

経歴

政治家になるまで

1966年6月15日、ソヴィエト連邦プスコフ州(現在のロシア)に生まれる。父はラトヴィア人で、同地でソ連軍に従軍していた。母はロシア人。その後プスコフ州からラトビアに移り、マドナ英語版近くの学校に通った[1]。ヴェーヨニスは、自身の祖父がソ連の集団農場で用いられていた化学薬品により失明したことから環境保護に関心を抱くようになった[2]。1989年、ラトヴィア大学生物学部を卒業し、1995年に修士号を取得した。そのかたわら、マドナで生物学の教師としても勤務した。1989年から1996年までマドナ地区環境委員会の副委員長を務めた。また、1990年から1993年までマドナ市議会議員も務めた。1996年から2002年まで大リーガ地区環境委員会委員長[3]

政治家

左からエストニアのケルスティ・カリユライド大統領、リトアニアのダリア・グリバウスカイテ大統領、米国のマイク・ペンス副大統領、ヴェーヨニス(2017年2月18日)

2002年11月7日、ヴェーヨニスは環境保護・地方開発相に就任した。翌2003年に環境保護・地方開発省が2つに分割され、ヴェーヨニスは環境相となった。2011年に省庁改変で環境保護・地方開発省が復活したため、ヴェーヨニスは再び環境保護・地方開発相となった。この間、政権の入れ替わりもあったが、ヴェーヨニスは続けて環境相や環境保護・地方開発相を務めた。2011年10月25日、国会議員選挙の結果を受けて新内閣が発足し、ヴェーヨニスは環境保護・地方開発相を辞任したが、国会議員として政治活動は続けた。2014年、国防相英語版に就任した。そして2015年6月3日の大統領選挙に出馬して当選[3]。同年7月8日、大統領に就任した[4]。彼は演説の中で、環境保護を通して国家の安全保障を強化していくことを約束した[2]。2019年7月8日に大統領を退任。

脚注

  1. ^ Zirnis, Egīls (2014年2月21日). “Vējonis - militāri zaļais kompromiss” (ラトビア語). Diena. http://www.diena.lv/dienas-zurnali/sestdiena/vejonis-militari-zalais-kompromiss-14045230 2015年6月3日閲覧。 
  2. ^ a b Collier, Mike; Sibierski, Mary (2015年6月3日). “Latvia elects Vejonis, EU's first Green president”. Agence France-Presse. Yahoo!. http://news.yahoo.com/latvian-parliament-elects-defence-minister-vejonis-president-153807530.html 2015年6月5日閲覧。 
  3. ^ a b “Jaunais Latvijas Valsts prezidents - Raimonds Vējonis” (ラトビア語). LSM. (2015年6月3日). https://www.lsm.lv/lv/raksts/latvija/zinas/jaunais-latvijas-valsts-prezidents-raimonds-vejonis.a132288/ 2015年6月4日閲覧。 
  4. ^ The Cabinet of Ministers of the Republic of Latvia: Raimonds Vējonis”. Cabinet of Ministers of the Republic of Latvia. 2010年11月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年4月17日閲覧。
公職
先代
アンドリス・ベールジンシュ
ラトビア共和国大統領
第9代:2015年7月8日 - 2019年7月8日
次代
エギルス・レヴィッツ
先代
ヴラディミルス・マカロフスラトビア語版
ラトビア共和国環境保護・地方開発大臣
2002年11月7日 - 2003年1月16日
次代
(環境大臣へ移行)
先代
(環境保護・地方開発大臣から移行)
ラトビア共和国環境大臣
2003年1月16日 - 2011年1月6日
次代
(環境保護・地方開発大臣へ移行)
先代
(環境大臣から移行)
ラトビア共和国環境保護・地方開発大臣
2011年1月6日 - 10月25日
次代
エドムンツ・スプルージュ英語版
先代
アルティス・パブリクス英語版
ラトビア共和国国防大臣
2014年1月22日 - 2015年7月7日
次代
ライモンツ・ベルグマニス英語版



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