ヨーニン反応
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ヨーニン反応(johnin reaction)とはヨーネ病の診断に用いられる細胞性免疫反応。遅延型皮内反応の一種であり、ヨーネ菌(Mycobacterium avium subsp. paratuberculosis)の培養濾液をヨーニンで濃縮し、0.1mlを尾根皮内に接種する。接種直後、接種72時間後の腫脹に2mm以上の差があれば陽性とする。本反応は結核菌感染動物も陽性を示すので、ヨーネ菌に特異的な反応というわけではない。
関連項目
参考文献
- 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版 1991年 ISBN 4885006104
ヨーニン検査
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皮内反応によりヨーネ菌感染個体の細胞性免疫反応を検出するヨーネ病の診断法。遅延性過敏反応を利用した細胞性免疫診断法の一つであるが感度は高くない。人や牛の結核病診断に用いるツベルクリン反応と同じ原理である。ヨーニン皮内反応用抗原を使用して検査する。使用方法は製品添付の説明書に従う。
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