ユーラシア地震帯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 09:33 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ユーラシア地震帯(ユーラシアじしんたい)は、地中海から中近東・中央アジア・ヒマラヤ山脈などを経て、東南アジアへと続く地震帯(地震多発地帯)のことである[1]。主にヨーロッパからアジアにかけての地震帯であることから「ヨーロッパ・アジア地震帯」とも呼ばれる[2]。
この地震帯には、複数のプレートの沈み込み・衝突・横ずれの境界が連なる[3]。環太平洋地震帯とともに、世界でも特に地震の発生が集中する地帯であり[4]、両者は「世界二大地震帯」と呼ばれることもある[5]。例えば、ユーラシア地震帯に属するイランやトルコなどは、環太平洋地震帯に属する日本などと同様、世界でも特に地震の発生が多い国の1つである。なお中国大陸は、環太平洋地震帯とユーラシア地震帯という2つの大規模地震帯の間に位置するため、世界でも地震の発生が極めて多い[5]。
脚注
- ^ “大地形”. contest.japias.jp. 2021年3月25日閲覧。
- ^ “アジア地域で強い地震が連続発生 - (大紀元)”. www.epochtimes.jp. 2021年3月25日閲覧。
- ^ “防災基礎講座 地域特性編:Ⅲ地震・火山災害 - 防災科学技術研究所”. dil.bosai.go.jp. 2021年3月25日閲覧。
- ^ 日本国語大辞典, デジタル大辞泉,百科事典マイペディア,世界大百科事典 第2版,精選版. “地震帯とは” (日本語). コトバンク. 2021年3月25日閲覧。
- ^ a b China, Record. “震度6以上の地震は100年間で800回、過去に発生した8大地震―中国” (jp). Record China. 2021年3月25日閲覧。
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