ヤシガラ炭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/10 00:38 UTC 版)
原料のヤシ殻は非常に硬く繊維質であるため、原料の段階での成形は困難である。そのためヤシ殻はそのまま炭化させた後、粉砕しタピオカ澱粉などの粘着剤で固め成形され、成形後は乾燥炉や天日干しなどの乾燥工程を経て製品として出荷される。「スターシェイプ」「ラウンドストーブ」といった商品名で販売されている。オガ炭のような外見にヤシガラの粉炭をタピオカ澱粉などで棒状に固めたものは、そのまま「オガ炭」という名称で日本向けにも出荷されている場合もある。燃え始めに独特の臭気があるが、火がまわれば臭いは収まる。
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