モーリス・ンドゥールとは? わかりやすく解説

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モーリス・ンドゥール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/21 05:26 UTC 版)

モーリス・ンドゥール
Maurice Ndour
パラカネストロ・ブレシア
ポジション SF/PF
基本情報
フランス語 Maurice Daly Ndour
国籍 セネガル
生年月日 (1992-06-18) 1992年6月18日(32歳)
出身地 ティエス州ティエス県シンディア
身長 206cm (6 ft 9 in)
体重 91kg (201 lb)
ウィングスパン 224cm  (7 ft 4 in)
キャリア情報
高校 岡山学芸館高等学校
大学 オハイオ大学
NBAドラフト 2015年 / ドラフト外
プロ選手期間 2015年–現在
経歴
2015-2016 レアル・マドリード・バロンセスト
2016-2017 ニューヨーク・ニックス
2017-2019 BC UNICS
2019-2020 バレンシアBC
2020-2021 BCリータス
2021 浙江ゴールデンブルズ
2021-2022 BCリータス
2021-2022 ガラタサライSK
2022-2023 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
2023 Guangxi Rhinos
2023-2024 ハポエル・エルサレムBC
2024- パラカネストロ・ブレシア
受賞歴
Stats  Basketball-Reference.com
Stats  NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten
代表歴
キャップ セネガル
獲得メダル
男子バスケットボール
 セネガル
アフリカ選手権
2017 チュニジア/セネガル チーム
2021 ルワンダ チーム

モーリス・デイリー・ンドゥールMaurice Daly Ndour1992年6月18日 - )は、セネガルティエス州出身のバスケットボール選手。ポジションはスモールフォワードセネガル代表。高校時代を日本で過ごし、後に日本のB.LEAGUEでもプレーした。

来歴

日本の文化に憧れていたというモーリス・ンドゥールは、2008年に来日し、岡山学芸館高校に留学。留学生ながら同校のバスケットボール部のエースとして活躍。インターハイ、国体、ウィンターカップなどで目覚ましい活躍を見せたンドゥールは、岡山県の最優秀選手の選出される[要出典]など、"スーパー留学生"として注目を集めた。

2011年に卒業後、NBA選手を目指す為に渡米し、ニューヨーク州のモンロー・カレッジに入学。2年間在学した後、2013年にオハイオ大学に転校[1]。2013-14シーズンは平均13.8得点7リバウンド、翌2014-15シーズンは16得点8.3リバウンドを記録し、MACの2ndチームに選出されたンドゥールだったが、2015年のNBAドラフトでは指名外に終わった。

ンドゥールは同年夏のNBAサマーリーグニューヨーク・ニックスの一員として参加[2]。7月23日にダラス・マーベリックスと契約したものの、シーズン開幕直前に解雇された。その後12月5日にリーガACBレアル・マドリード・バロンセストと契約[3]ユーロリーグにも出場するなど経験を積み、国内リーグ優勝も経験した。

2016年7月、ンドゥールは再びニューヨーク・ニックスの一員としてNBAサマーリーグに参加し、同月14日にニックスと2年契約を締結[4]。開幕ロースターも勝ち取り、念願のNBA選手となった[5]。しかし、低迷に苦しむニックスの中でも出場機会に恵まれず、シーズン終了後の2017年6月30日に解雇された[6]

2017年11月29日、UNICSカザンとの契約が発表された[7]ユナイテッド・リーグでは16試合に出場、1試合平均19.9分の出場で、10.0得点、4.3リバウンドという成績、プレーオフでは6試合に出場、1試合平均22.8分の出場で、11.5得点、5.8リバウンド、1.8スティールという成績、ULEBユーロカップでは12試合に出場、1試合平均17.6分の出場で、5.1得点、4.2リバウンド、1.3スティールという成績を残した[8]

2018年8月6日、UNICSカザンとの契約延長が発表された[9]。2018-2019シーズンのユナイテッド・リーグでは16試合に出場、1試合平均21.4分の出場で、11.1得点、4.4リバウンド、1.0アシスト、1.2ブロックという成績、プレーオフでは6試合に出場し、1試合平均25.2分の出場で、8.5得点、6.5リバウンド、1.7アシスト、という成績、ユーロカップでは18試合出場し、1試合平均20.6分の出場で、9.6得点、4.2リバウンド、1.2スティール、1.1ブロックという成績を残した[10]

2019年7月16日、ユーロリーグに所属するバレンシアBCとの契約が発表された[11]。国内リーグのリーガACBでは19試合に出場し、1試合平均16.5分の出場で、6.0得点、3.7リバウンドという成績、19-20シーズンのユーロリーグでは26試合に出場し、1試合平均14.6分の出場で、6.3得点、2.4リバウンドという成績を残した[12]

2022年、B.LEAGUE名古屋ダイヤモンドドルフィンズに移籍[13]

2024年7月30日、LBAに所属するパラカネストロ・ブレシア英語版への加入が発表された[14]

個人成績

略称説明
  GP 試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  PIR  パフォーマンス指数
 太字  キャリアハイ    リーグリーダー    優勝シーズン  

NBA

レギュラーシーズン

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2016–17 NYK 32 4 10.6 .453 .143 .731 2.0 .3 .5 .3 3.1
通算 32 4 10.6 .453 .143 .731 2.0 .3 .5 .3 3.1

ユーロリーグ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG PIR
2015–16 レアル・マドリード 6 0 8.0 .555 .000 .000 1.2 .2 .5 .2 1.7 1.3
2017–18 BC UNICS 12 0 17.6 .418 .333 .722 4.2 .8 1.3 .6 5.1 6.6
2018–19 18 10 21.0 .537 .000 .843 4.2 .7 1.1 1.2 9.6 11.5
2019–20 バレンシア・バスケット 26 12 15.0 .585 .400 .806 2.4 .4 .9 .3 6.3 7.0

カレッジ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2013-14 オハイオ 36 31 30.1 .511 .333 .730 7.0 1.6 .6 1.5 13.8
2014-15 30 29 34.9 .484 .435 .785 8.3 1.7 1.1 2.3 16.0
通算 66 60 32.3 .498 .388 .757 7.6 1.6 .8 1.9 14.8

代表歴

オハイオ大学在学中の2014年FIBAバスケットボール・ワールドカップセネガル代表に選出され、決勝トーナメント進出に貢献[15]ゴーギー・ジェンと共に同国代表の中心選手として活躍している。2017年と2021年のバスケットボールアフリカ選手権2019年FIBAバスケットボール・ワールドカップにも出場している。

その他

脚注

外部リンク



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