モントリオール市庁舎とは? わかりやすく解説

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モントリオール市庁舎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/21 09:41 UTC 版)

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モントリオール市庁舎
: Hôtel de Ville de Montréal
2012年撮影のモントリオール市庁舎
概要
用途 市庁舎
建築様式 第二帝政期建築
所在地 カナダ
ケベック州モントリオールノートルダム通り英語版東275番地
座標 北緯45度30分31秒 西経73度33分14秒 / 北緯45.50861度 西経73.55389度 / 45.50861; -73.55389座標: 北緯45度30分31秒 西経73度33分14秒 / 北緯45.50861度 西経73.55389度 / 45.50861; -73.55389
完成 1878年
1926年
1934年
設計・建設
建築家 アンリ・モーリス・ペロー
アレクサンダー・カウパー・ハッチソン

モントリオール市庁舎フランス語: Hôtel de Ville de Montréal)は、カナダケベック州最大の都市モントリオールにある5階建ての建物である。建築家アンリ・モーリス・ペローフランス語版アレクサンダー・カウパー・ハッチソンフランス語版によって第二帝政期建築の様式で1872年から1878年までの期間に建築された。カナダにおける第二帝政期建築を代表する建物であり、市政のためにカナダで最初に建設された市庁舎であった。1984年カナダ国定史跡に指定された[1]

歴史

再建されたモントリオール市庁舎(1923年11月15日)
夜のモントリオール市庁舎

市庁舎の建造は1872年から始まり、1878年に完成した。1922年3月に発生した火災により、建物は外壁のみを残して全焼し、市の多くの歴史的な記録が消失した[2]。この火災をきっかけに再建された建物はフランスの都市の市庁舎がモデルとなった[3]

1967年にこの建物のバルコニーからフランス大統領シャルル・ド・ゴールが「自由ケベック万歳!」演説を行ったことでも知られる[4]

脚注

  1. ^ John Kalbfleisch. “Montreal City Hall” (英語). Canadian Register of Historic Places. 2014年7月11日閲覧。
  2. ^ Francois Remillard (英語). Montreal architecture: A Guide to Styles and Buildings. Montreal: Meridian Press. p. 80. 
  3. ^ John Kalbfleisch. “FICHE D'UN BÂTIMENT” (フランス語). City of Montreal Web site. 2014年7月11日閲覧。
  4. ^ Norman DePoe (1967年7月24日). “Vive le Québec libre!” (英語). CBC.ca. 2012年7月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月8日閲覧。

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